鹿児島県内で数十年におよぶ改良の成果を表す指標育種価。その数値を基に枝肉重量、BMS、ロース芯面積に秀でた繫殖雌牛を繋養しています。また、血統は安福久母体を中心とした優秀な実績を持つ雌牛を中心に採卵、受精卵移植事業を行っています。 又、各種共進会にも積極的に参加し優秀な成績をおさめております。

土つくりが肉用牛繫殖経営の基本であることを基本理念に現在30haの飼料畑で牧草栽培を実施。6台の100馬力超トラクター、作業機を駆使し、効率的で良質な牧草を作ることを心掛けています。現在、繫殖雌牛用の自家産割合は85％ですが、更なる耕地面積拡大などにより100％を目指しています。

子牛の事故率低下、疾病予防、優良子牛の販売を目標に独自のワクチンプログラムを実施。母牛の妊娠後期から下痢予防、肺炎予防などのワクチン接種を行います。生後はTsv3、キャトルバクト3、6種混合などのワクチンを適切な時期に接種しています。また、季節的な対策としてはRS予防ワクチンなどの接種も行います。